染め日和517*

来週から始まる、紙の温度さんでの展示に向けて制作を進めています

紙と一口に言っても、薄い厚い、繊維が荒い、漉き模様が入っている・・等様々な特徴があります

向こうがはっきり透けるくらい薄い紙もあり、折りたたむときも慎重に・・・

 

こちらとっても薄くて繊細な素材なのですが、ふわふわとたゆたう様が美しい和紙です

板締め絞りするにあたって和紙を折り畳むと、丈夫になるので扱いやすくなります

あっ、ピンク色の繊維が混ざってる・・・

全てが均一でなく、こういった愛嬌があるのも和紙の特徴だなと思います

手ぬぐいと同じように板に挟みセットします

浸透具合に注意しながらゆっくり染めていきます

刷毛で染めて、板を外したところ

和紙の繊維にそって、じわっと染料が広がっていく様子がとてもきれい!

和紙ならではの表現です

丁寧に広げていくと・・このような仕上がりになりました♪

ばっちり美しいわけではなくて、ちょっと不揃いな感じが素材らしさが出ています

様々な素材を染色し展示いたしますので、どうぞお楽しみに^^

 

*   木綿 *