2018.06.20
染め日和517*
来週から始まる、紙の温度さんでの展示に向けて制作を進めています
紙と一口に言っても、薄い厚い、繊維が荒い、漉き模様が入っている・・等様々な特徴があります
向こうがはっきり透けるくらい薄い紙もあり、折りたたむときも慎重に・・・
こちらとっても薄くて繊細な素材なのですが、ふわふわとたゆたう様が美しい和紙です
板締め絞りするにあたって和紙を折り畳むと、丈夫になるので扱いやすくなります
あっ、ピンク色の繊維が混ざってる・・・
全てが均一でなく、こういった愛嬌があるのも和紙の特徴だなと思います
手ぬぐいと同じように板に挟みセットします
浸透具合に注意しながらゆっくり染めていきます
刷毛で染めて、板を外したところ
和紙の繊維にそって、じわっと染料が広がっていく様子がとてもきれい!
和紙ならではの表現です
丁寧に広げていくと・・このような仕上がりになりました♪
ばっちり美しいわけではなくて、ちょっと不揃いな感じが素材らしさが出ています
様々な素材を染色し展示いたしますので、どうぞお楽しみに^^
* 木綿 *