HAPTICあと2日!

月島で開催中のHAPTICの展示も残すところ2日となりました

最終日にはクロージングトークも予定しております

私たちも参加しますのでぜひいらしてください♪

 

今回の企画で私が挑戦したのは、麻素材です

麻は綿に比べ染めにくいこともあって、あまり進んで染色してこなかった素材ですが、

触覚的なテキスタイルを制作するにあたり様々な素材を試した結果、目の荒いリネンガーゼに絞っていくことにしました

フラットな生地では表現できなかった色のゆらめき

ふわりとした凹凸に富んだ陰影をまとうテクスチャ

空気を含み、軽やかにたゆたう、HAPTICなテキスタイルを提案します

素材がどのように変化を遂げていくのか、2種の生地でプロセス展示をしています

左から、加工していない元の生地、塩縮加工した生地、染色し塩縮加工した生地です

塩縮とは、アルカリ剤で生地を縮めていく加工方法で、板で挟んだ部分は塩縮液が浸透しないので縮まず生地感に差が生じます

この触覚の違いが、透け感の違いを生み、光に透かした時に豊かな表情を見せてくれます

スウォッチ展示も行っておりまして、様々な麻生地で、色を変えてサンプルを作りました

ふわっとした生地感を活かしてトートを作ってみたり

生地を二重にして透け感を楽しんでいただける照明も制作しました

このテキスタイルを活かし、商品展開していきたいと思います

ぜひ実物を見て、触れていただきたいテキスタイルです^^

 

クロージングトークのご案内をさせていただきます*

「ハプティックのゆくえ」
ゲスト|和田夏実 Natsumi Wada

手話×テクノロジー×デザインによる「Visual Creole」(ビジュアルクリオール)などの開発など、異なる知覚体系の人々とのコミュニケーションを研究する和田夏実さんをゲストに迎え、「ハプティックのゆくえ」と題した座談会をおこないます

日 時|2018年3月10日[土]13:30-15:00
ゲスト|和田夏実[慶應義塾大学大学院]

展示は16時までです
どんなトークになるのか、今からとても楽しみです
お時間ございます方はぜひお立ち寄りください!
 *   木綿 *