先日、豊田大谷高等学校様より染色講座のご依頼をいただき、3年生のクラスを担当させていただきました。

当日伺って驚いたのですが、この染色講座が高校生活で最後の授業とのこと！

生徒さんたちにとって思い出に残る授業になったらいいなと思います。

1学年9クラスもあり、そのうちの生活文化コースの2クラスを担当させていただきました。

半数の生徒さんが有松絞りを知っているけど、有松へ行ったことがある方はなんとゼロ。

若い世代が知る機会をもっと増やしていかなければなりませんね。

授業は有松絞りについて、まり木綿についてのお話からスタート！

みんな興味を持って真剣に取り組んでくれました。

手ぬぐいを折りたたむ工程は、時間をかけて進める生徒さんが多かったです。

とても綺麗に折り畳めていました。

染色の工程では自分が出したい色や、表現したい柄が頭の中に描けている生徒さんが多く、どのように染めたらいいか熱心に質問してくれました。

混色にもチャレンジしていただき、オリジナルの染色を楽しんでくれましたよ。

染めた後はみんなの分をまとめてせいろで蒸します。

蒸し上がったら各自染めたものを開いて洗ってもらいます。

「かわいい〜！」「思ってたのと違う！」

「染まりすぎたー！」

等様々な声が飛び交いました。

最後の授業なので体操着を着る最後の機会ということで、刺繍されている名前部分を染めている生徒さんもいました（笑）

染色体験を楽しんでもらえたようでよかったです。

できあがったみんなの作品がこちら！

鮮やかに、きれいに染まりました♪

いろんな作品に出会うことができて私も楽しかったです！

次年度からも講師をさせていただける予定ですので、また生徒さんたちに会えるのを楽しみにしています＾＾

今回は貴重な経験をどうもありがとうございました！

*木綿*