染め日和591*

手ぬぐいの<苺>と<雛菊>を染めました!

<苺>は4色使って染めていて、とても鮮やかな柄です

手ぬぐいの白地が見えなくなるくらい、染料をたっぷり使って染めます

浸染で染めすぎると刷毛で染める部分がなくなってしまうので、苺は時間との勝負です

色が浸透して、意図的に作っていない色が生まれてきます

2色が完全に混ざってしまうことはなく、グラデーションになってくれるので色分けができます

続いて、色味が穏やかな<雛菊>

こちらで使う3色はどれも反対色を混ぜたりして、穏やかで少し渋みのある色を作っています

そして浸透の多いものほど花柄が大きくなります

こちらの三角形は麻の葉という形を使っており、日本の伝統的な文様のひとつです

平安時代には尊像の衣服の図柄に使われ、江戸時代には着物の流行の柄となり、

赤ちゃんの産着にも使われたりとおめでたい柄としても古くから伝わっています

麻の葉は板に挟むのが比較的難しいので手間はかかりますが、細やかな柄が出せます

今週末には店頭に並ぶ予定です♪

 

 

 

*   木綿 *