名芸講義2020
昨年は講義という形ではなかった名芸での授業。今年はコロナの関係でどうかな‥と思っていましたが、先日行ってきました。
初めての1人での講義にどんな形で行おうかと悩みましたが、店舗では見れなかった商品や作品を持ち込み色んな話を伝えることができました!
緊張して話ができないのではと思ってましたが、割と頭の中でまとまっていたようでスムーズに話せました。
前半は私たちの10年の歩みを、後半は染色のデモンストレーション。
今回2.3年生合同の授業でいつもよりひとが多い中、手ぬぐいをたたむところからの指導。
話している時よりも、みんなの視線が手元に集中しているしたこの時が緊張しました。
こんなに見られることないので。
当たり前のように折り続けてきて、どう折るのがコツなのか、と改めて聞かれると難しいものですね。体験のときの指導とはまた違う感覚でした。
板ではさむ力、仕上がりをみて感動している学生達をみて、私も初心に戻った気持ちでした!
私達のオリジナルの刷毛染めのポイント指導。
質問も色々してくださり、どう答えるか考えさせられることもあり、1人で受け持ったことも私にとって新鮮で身の引き締まる授業でした。
私たちがこの仕事を始めるきっかけとなった授業なので、今後も長く続いていくといいなと思っています。
今回の授業でまた新しい有松絞りの形を体感してもらい、学生達の今後の制作に変化が生まれれば嬉しいです。
今年もありがとうございました!
*ま り*