京都グラフィ vol.2
前回より続きです
京都新聞ビルの印刷工場跡も会場として見応えがありましたが、こちらの会場もすでに役目を終えた空間でした
三三九という旧貯氷庫
倉庫の何処もかしこも、とても寒かったであろう痕跡が残っていました
その1階部分で展示されていたのが、ギデオン・メンデルの作品
様々な国で起こった、洪水災害に直面した人々の局面を捉えた作品群
洪水によって姿を変えた写真も展示されていました
日常の危うさと、悲しさが詰まった作品でした・・・
外に出て2階に上がります
今にも朽ちて崩れそうな階段を上っていくと、氷の倉庫だったいくつもの部屋が現れます
ここの空気がなんとも、じめっと篭っていて、息苦しさを覚えました
展示する環境によってこんなにも写真の見え方が違ってくるものかと、驚くとともに勉強にもなりました
薄暗い倉庫から外を見上げると、京都の空が夕日に染まっていました
そして今日のメイン、友人の作品を見に行きました!
廃校になった小学校が会場になっています
彼女の作品の色は、時に爽やかで、時に眩しく、そして妖艶さを感じます
今回の作品もらしさが出ていて、すきだな〜!
私は写真やカメラに詳しくありませんが、一枚でストーリーを感じることができる写真は見ていてとてもおもしろいです
他に見たい会場もありましたが、今年はこれにてタイムアップ
来年の会場はどこなのか、どんな作品が出るのか、たのしみです
たくさんの作家の写真に触れ、いろんな気持ちになった一日でした
* 木綿 *