サイアノタイプを体験してきました

先日のお休みに、サイアノタイプと呼ばれる写真技法を体験してきました!

青写真ともいい、鉄塩の化学反応を利用した写真技法で、光の明暗が青色の濃淡として表れます

幾つかの工程があるのですが、それぞれを丁寧に進めていくこと、タイミングを見極めることが大切だそうです

私が使った元写真がこちら

旅行した際に撮った写真です

真ん中の犬がきれいに出てくれるかな〜と少々気になりつつもスタート

横山達也先生に写真について教えていただきます

作品も少し見せていただきましたが、とても濃淡が美しい写真ばかりで見入ってしまいました

薬品を水に溶いて混ぜ、その液をまず紙に塗っていきます

まんべんなく、きれいに塗ることがポイントだそうです

こちらが写真をもとに作ったネガ

白黒、左右が反転しています

そのネガを先ほど薬品を塗った紙に貼り、額に入れ固定して、日光に当てて発色させます

UVで化学反応をするそうで、この日は曇りだったので反応が遅め〜

晴天の日だと5分ほどで一気に色が変わるそうです!

そして待つ事15分ほどで・・・

この時点できれいな青色になると思っていた私には、衝撃の色味でした・・・

どす黒い感じで写真の細部も潰れてしまっています

おぅこれは失敗か・・・!?

と思いましたが、水道水や薬品を混ぜた水で洗ってみると、

こんなにきれいに発色してくれました!!

写真の真ん中にだけなぜかピント合っていて、周りはぼやけていますが、これはこれで雰囲気があってよいです♪

発色し終わったら自然乾燥させて完成

満足のいく仕上がりになって嬉しい♪

サイアノタイプは紙だけでなく、布や服にも印刷できます

布は紙より凹凸がある分、きれいに出すのが難しいそうですが、布にもやってみたいです!

またぜひ体験してみたいと思える楽しいワークショップでした^^

横山先生、分かりやすい指導をありがとうございます!

 

 

* 木綿 *