HAPTICクロージング

今日はHAPTIC最終日!

トークショーもあり全員で参加をしてきました

とても有意義な思い出に残るクロージングとなりました!

16時までという短い時間でしたが、ギャラリーにお客様が溢れる嬉しいひとときでした!

遠方から足を運んでくださる方も多く、発表する機会を作ることができ本当によかったです

午後からは楽しみにしていた、和田夏実さんのトークショー

和田さんは、慶應義塾大学大学院で視覚身体言語の研究を行ないながら、さまざまな身体性をもつ方々と協働して感覚を模索するプロジェクトを進めていらっしゃいます

彼女のお話が、とーっても!おもしろかったです

盲ろうの方や障がいがある方にとって、豊かな触覚とはどのようなものなのか

より生活しやすくするために、視覚や聴覚に代わる触覚を研究されていたり

手で触れる素材(テキスタイルも含む)探しをしている中で、今回発表したテキスタイルは和田さんにとって驚きの立体質感だったそう

 

普段有松にいて、有松で制作し販売している私たちのテキスタイルに対する考え方と、全く別の角度から「触れるテキスタイル」を模索していて、とても新鮮なセッションでした

視覚という視点から見ることが多い有松絞りですが、触れて感じる情報伝達のための絞りという見方は今までしたことがなかったので、新たな方向性にドキドキします

今日は盲ろうの方も参加してくださって、私たちの作品にも触れて見ていただきました

とても細やかで丁寧に作品を感じてくださり、私たちの視点では捉えることのできない世界を少しだけですが共有できて楽しかったです

和田さんはツアーを組んで有松に来てくださるとのことで、有松のみんなにぜひ会ってほしいなーと心から思いました

今日はお忙しい中貴重なお話、どうもありがとうございました!

 

そして閉場、搬出も無事終わり、セコリ荘は通常営業のおでん屋さんに♪

セコリ荘オーナー宮浦さんの奥さまが、おいしいおでんを仕込んでくださいました

お腹ぺこぺこへとへとでいただくおでんは沁みたな〜

ハプティックメンバーと友人を交えて、これからどう進めていくか話しながら総評をしました

今回の展示を様々な方に見ていただき、有松でやってみたいことが増えたのでより自由にモノづくり、コトづくりを企画していきたいと思います

 

お世話になったセコリ荘の宮浦さん、奥さま、ご来場くださったみなさま

企画してくださった浅野さん、素敵なトークをしていただいた狩野さん、和田さん

本当にどうもありがとうございます!

また新たな気持ちで絞りに向き合うことができます

有松や名古屋の方に見ていただける機会も作りたいなと思っております!

 

*   木綿    *