響きあうデザインの力

東京へ行ってきました!楽しみにしていた《marimekko SPIRIT》

大好きなマリメッコのテキスタイルが天井を覆っています・・・。

 

素敵な空間に大興奮!

進んでいくとなんとも可愛いお茶室が!

中には・・・

マリメッコの生地で囲まれた壁に、器もマリメッコ・・・。お茶道具にもなるなんて、素敵!!

 

奥にはサウナを再現した空間も^^

ホットストーン。めちゃくちゃ暖かかった!

 

フィンランドにもサウナの文化があります。人と人とが裸になり対等に向き合える空間は外交の舞台としても使われるそうで、日本の茶の湯の歴史『淋汗茶の湯』というおもてなしと通じるものがあるそう。

淋汗茶の湯とはお風呂上がりのお客にお茶を勧める趣向のことを言います。(知らなかった!)

日本の茶室文化とマリメッコのデザインを向かい合わせた、新しくもホッとする空間でした。

会期は2月28日(水)まで!

ギャラリーエークワッドにて行われています。

興味がある方はぜひ足をお運びくださいませ!

 

その後は今回のメイン*

『響きあうデザインの力』

スピーカにフィンランド国立アテネウム美術館館長のスサンナ・ペッテルソンさんとミナペルホネンデザイナーの皆川明さん!

大好きなマリメッコ、大好きなミナペルホネン、大好きなフィンランド・・・

本当に行けてよかった・・・。

 

スサンナさんの話も皆川さんの話もすごくすっと入ってきて心が軽くなるようでした。

どちらにも共通していたのは一つの物を大事に使うこと。

スサンナさんはいかに持続可能なデザインをソリューションし、自然に悪影響を与えないものであることが大事だと話し、同時に大量に捨てられている衣類の写真を見せてくれました。

 

特に皆川さんがおっしゃっていた言葉がとても響いて、人の労働が捨てられている、それをなくすことができるのはデザインの力だという言葉でした。

生産のキャパシティにより生産量を決めたり、機械と人との共同作業、作り手がものづくりを楽しむ環境になっているかを大事にし、現場を大事にしていることにとても心を打たれました。

貴重な生産の映像や皆川さんの過去のお話などを聞けてすごく幸せだったな〜。

 

最後は皆川さんともお話できて、嬉しかった!

いただいた言葉を何度も何度も反芻して、またものづくりへのヒントとしたいと思います。

 

*ま り*